サイレンサーの効果と選び方

サイレンサーはエアガンのオプションパーツの中でも人気のあるオプションパーツです。
取り付けが簡単で調整なども基本的に必要がないため手が伸ばしやすいパーツといえるでしょう。
映画などでも登場するシーンは多く、あこがれる方も多いと思います。

サイレンサーって効果あるの?

良くお客様からサイレンサーの実際の効果について聞かれることがあります。
エアガンにおけるサイレンサーは決して飾りではなく充分に効果があるものです。
エアガンは発射の際銃口からBB弾とともに空気が発射され、それによって「バンッ」という空気の炸裂音がします。
これがサイレンサーを取り付けることで「ブスッ」というようなすぼまった音に変化します。
特に単発のボルトアクションライフルなどでは効果が顕著で、もともとの動作音が小さいものにサイレンサーを取り付けると発生する音が非常に小さくなります。

実際にサバイバルゲームをやってみると分かりますが、「音」というのは情報源として非常に大きなものです。
銃声がした方向から敵の位置をある程度特定することも可能です。
サイレンサーを取り付けても内部の動作音が小さくなるわけでは無い為、電動ガンに取り付けて射撃を行うとメカBOXの振動を直に感じる射手は効果が小さく感じますが、撃たれている方からすると嫌なものです。
サイレンサーは特にスナイパー的な運用をしていると居場所が特定できず効果的なパーツだといえるでしょう。

サイレンサーの構造

サイレンサーはほとんどのものが14mm逆ネジという規格に対応しており、現在多くのエアガンがこの規格になっています。
この場合には最初ついているハイダーを外すことで、14mmの逆ネジが露出し、そこにネジ込んで取り付けします。
逆ネジのため通常のネジとは逆方向の回転方向です。時計回りで緩み、反時計回りで締まります。
取り付けの際には真っすぐ取り付くよう注意しながら締め込んでいきましょう
一部のエアガンはそのままでは取り付けができず、サイレンサーアタッチメントを取り付けてサイレンサーを取り付けるものもあります。
また、一部アタッチメントもなく、サイレンサーを取付できない本体もあるため、サイレンサーを購入する前に自分の銃がどういった構造になっているか確認しましょう。

サイレンサーは中心部にBB弾の通り道があり、その周辺をスポンジやウレタンといった消音材が包んでいます。
この消音材が空気の炸裂音を吸収し音を小さくしてくれます。
 

長さは50mm~250mm程度の長さで銃のスタイルや自分の好みに合わせて選びましょう。
ただ、あまり長すぎるサイレンサーは内部でBB弾が当たってしまう事があり弾道の乱れやサイレンサーの破損に繋がることがあるため注意しましょう。

サイレンサーは簡単に取り付けができるカッコイイパーツの上、効果も高くお勧めのオプションパーツです。
本体を購入の際にはぜひ一緒に購入してみましょう。
適合するサイレンサーや種類が豊富過ぎて何が良いのかわからないときなどはお気軽にお尋ねください。