電動ガンの基本的な使い方 デルタカスタム編

皆様こんにちはコダマです!
今日は電動ガンの基本的な使い方について簡単に説明してみたいと思います。

サンプルとして使用するのはコレ!マルイの次世代電動ガン デルタカスタム FDEカラーです。
5色のデザート系塗装やガイズリータイプのハンドガードがカッコイイ本体ですね。

まずバッテリーを収納します。バッテリーの収納個所は本体の種類によってかわりますが、デルタカスタムはストック部分です。

ストックの蓋を外してスペーサーを取り、適合するバッテリーを収納します。
デルタカスタムはSOPMODバッテリーといわれる専用のバッテリーが適合するタイプです。
バッテリーは出荷時少ししか充電がされていないため、使用前にしっかり満充電しましょう。

バッテリーを収納後、ストックの蓋を閉めて元に戻します。スペーサーはバッテリー収納時には使用しません。

バッテリーを収納すると電動ガン本体は動作可能な状態になっています。
本体内部にBB弾が残っていることもあり、危険な為バッテリー収納後は銃口を基本的には下側に向け人や壊れる様なものには向けない様充分注意しましょう。
また、暴発を防ぐためにトリガーに指を掛けない様気をつけて下さい。

次にマガジンにBB弾を装填します。
マガジンは最初本体に付属しているのはノーマルマガジンと呼ばれるマガジンです。
ノーマルマガジンは内部にスプリングが入っており、そのスプリングがBB弾を押し上げます。
BB弾の出口(画像で緑矢印が指し示している所)からBB弾を入れます。
マルイの本体には最初からBB弾を入れる道具が付属していることがほとんどですが、別売りのBBローダーを使用するとより便利です。(画像の青矢印が別売りのBBローダーです)

別売りで多弾マガジンと呼ばれるマガジンも発売されており、ノーマルマガジンが60~90発ほどの装弾数なのに対し数百発のBB弾を入れることができます。
多弾マガジンは多くの場合上部の蓋を開けてBB弾を入れる様になっています。出口から入れることは破損の原因となるので行ってはいけません。

多弾マガジンは内部のゼンマイを用いてBB弾でBB弾を押し上げる様な仕組みになっています。
そのためBB弾は基本的には満タンに入れて使用します。少ししか入れていない状態では正常に動作しません。
BB弾を入れた後、ゼンマイが下側になる様にマガジンを持って、マガジン下部のゼンマイを巻いていきます。
数回巻くとBB弾が出口まで上がってくるのが見えますが、これはまだ巻きが足らないため、40~50回程ラッチの音が変わるまでしっかりと巻きます。
(巻いている時カチカチと小さな音がしますが、この音がガチッガチッというような強い大きな音に変わりますのでそれまで巻きます)

BB弾を入れてゼンマイを巻いたら本体にマガジンを装着します。
デルタカスタムの様なM4系の本体の場合、マガジンは本体に対して垂直にまっすぐと差し込みます。

充電したバッテリー、BB弾を入れたマガジンを装着して、いよいよ射撃準備が完了です。
この状態の電動ガンはBB弾を発射できる危険な状態ですので、射撃時以外は常に安全装置を掛け、銃口を下に向けてトリガーに指を掛けない様細心の注意をはらいましょう。

M4系のセレクターは基本的にどれも画像の様になっています。
セレクターを動かすことで射撃のモードを切り替えます。
左からセーフティ(安全装置の掛かった状態)セミオート(単発発射)フルオート(連射)です。セーフティ状態ではBB弾を発射することができず、セミオートはトリガーを引くごとに一発のBB弾を発射し、フルオートではトリガーを引いている間BB弾を発射し続けます。

実際にBB弾を発射するときにはサバイバルゲームフィールドやシューティングレンジ等エアガンの射撃が許可されているところで遊びましょう。
公園など公共の場所でエアガンを使用することは犯罪ですので絶対にやってはいけません。
また、エアガンをむき出しで持ち歩くことはマナー違反ですので、持ち運ぶ際にはガンケースか、持っていなければ化粧箱に入れて持ち運びましょう。
ご自宅やお庭などで遊ぶ場合には発射したBB弾が散らばらない様になっているターゲットを使用するのがお勧めです。

実際に的を狙って射撃する際にはリアサイト・フロントサイト・的が一直線になるように狙いを付けて発射します。
しかし出荷状態では飛距離は20mほどしかでません。
発射しながらHOPUPの調整を行う必要があります。

現在のエアガンにはほとんどHOPUPシステムが搭載されています。
HOPUPは野球のストレートボールの様に弾に回転を掛けて揚力を得る仕組みです。
HOPUPは多くの場合可変式となっており強さを変えることが出来ます。適切に調整することで遠くまでBB弾を飛ばすことができます。
デルタカスタムはチャージングハンドルを引いてエジェクションポートカバーを開けるとHOPUPを調整するためのダイヤルが見えます。
M4系のエアガンはほとんどが同様の箇所にHOPUPダイヤルがあります。

出荷時はHOPがかかっていないため、すこしずつHOPを強くして良い弾道を得られるよう調整します。
HOPを強さは使用するBB弾の重さなどによって変わり、好みもあります。
近距離で精度の良い射撃を行いたい場合には弱めのHOPがお勧めです。とにかく遠くに飛ばしたいという場合には基本的にHOPは強い方が遠くに飛んでいきます。
ただ、HOPをかけすぎると弾詰まりを起こす危険があるため、徐々に強くしていくようにしましょう。

射撃が完了した後にはマガジンを抜きます。銃本体にはマガジンキャッチと呼ばれるマガジンのロックを解除する機構があります。
デルタカスタムの場合には画像の人差し指が指しているボタンのパーツです。

機種にもよりますが、マガジンキャッチを押すとそのままマガジンが地面に落下することがありますので、マガジンを手で支えた状態でマガジンキャッチをおしてマガジンを抜き取りましょう。
その後セミオートで2~3発安全な方向に向けて射撃を行った後にセレクターをセーフティに入れて安全な状態にします。
これはマガジンを抜いても本体にBB弾が残ることがあり、これを処理するためです。
また、フルオートで射撃を行った場合、電動ガン本体がバネを途中まで引いた中途半端な状態で動作を停止することがあります。
この状態は電動ガンに負担がかかっており寿命を縮めてしまいます。
これを解除し、デフォルトの状態に戻すために必ずセミオート射撃を行いましょう。

マガジンを抜いて、セミオート射撃を2~3発行った後にバッテリーを取り外します。
バッテリーは本体につなぎっぱなしにしておくと暴発の危険があり、また徐々にバッテリーが放電してしまってバッテリーの寿命も縮めてしまいます。
必ず本体からは外してバッテリーは保管しましょう。

遊んだ後の電動ガンはガンケースや化粧箱等ホコリや汚れのつかないところに保管します。
インナーバレル内部などに汚れがついてしまうと性能の低下につながります。
愛銃を長持ちさせるためにも高温多湿、直射日光を避け汚れのつかない環境で保管しましょう。

以上が基本的な電動ガンの使用方法となります。
バッテリーの収納個所やマガジンの差し方等細かな使用方法は電動ガンによって異なりますが、基本的な流れは一緒です!
特に安全管理についてはどんな銃を使う場合にも充分ご注意ください。
慣れた人でもうっかり暴発させてしまうことはあり得ることです。
銃口の向きなどには充分な注意を払い、マナーを守って楽しいエアガンライフを送りましょう!